カオちゃんは、その日から、僕を毎日迎えに来てくれるようになった。
そして、カオちゃんと一緒に眠った。
初めて見る、カオちゃんの寝顔。
そっと触れて・・・・・・。
大きなベッドで、僕を抱きしめて眠るカオちゃん・・・・。
カオちゃんが何も聞かないでいてくれること、すごく感謝してるよ。
カオちゃんを見ていたら、また涙がこみあげて、頬を伝って、シーツにしみこんでいった。
カオちゃんに言えたなら・・・・・。
どんなにか楽だろう。
でも、今こうして、カオちゃんが優しいから、そう思うだけで・・・・・。
僕の話を聞いて、一緒にいてくれる人なんか、多分・・・・・いない。
けれど・・・・僕・・・・・。
カオちゃんとずっとずっと一緒にいたいよ。
こんな気持ちは初めてなんだ。
誰かを、こんなにすきになっちゃったのも・・・・・・・。
カオちゃんのいない僕なんて、考えられないよ・・・・・・。
隣のカオちゃんを起こさないように、鼻をすすっていた。
「泣くな。」
急に、そんな声がして、ぎゅって抱き寄せられた。
「・・・カオちゃん・・・・・・・。」
「芳を苦しませていることを、話してみろ。」
カオちゃんを見たら、まるで眠っているかのように、目を閉じていた。
そして、ゆっくりその目が開いた。
静かなベッドルーム。
月明かりがとても綺麗・・・・・・。
そっとベッドを降りて、カーテンのない、大きな窓へと歩み寄った。
窓からは、立ち並ぶビルが見える。
はるか下に道路。
そして、ずっと上にはお月様・・・・・。
ああ・・カオちゃん。
話したい。
でも・・・・・・・。
僕・・・・・・。
ガラスに両手と額をつけた。
冷たくて・・・・・。ここから先へは誰もいかせまいとするかのよう・・・・。
そうか・・・・・。
話せばいい・・・・・。
話して嫌われたなら、ここから空へと飛べばいい。
それは、僕が自分を殺すことじゃない。
僕はまた鳥みたいに、自由気ままに流れていくだけ・・・・・・。
「芳人。」
シーツの布ずれの音がして、カオちゃんがベッドの上に座ったのがわかった。
「カオちゃん。」
「ん?」
優しい相槌。
それが、ずっと続くことを、・・・心から祈る・・・・・・。
「・・・・・僕の両親のことを知ってる?」
そう切り出した。
僕の心は、もう動き出してしまったんだ。
そして、カオちゃんと一緒に眠った。
初めて見る、カオちゃんの寝顔。
そっと触れて・・・・・・。
大きなベッドで、僕を抱きしめて眠るカオちゃん・・・・。
カオちゃんが何も聞かないでいてくれること、すごく感謝してるよ。
カオちゃんを見ていたら、また涙がこみあげて、頬を伝って、シーツにしみこんでいった。
カオちゃんに言えたなら・・・・・。
どんなにか楽だろう。
でも、今こうして、カオちゃんが優しいから、そう思うだけで・・・・・。
僕の話を聞いて、一緒にいてくれる人なんか、多分・・・・・いない。
けれど・・・・僕・・・・・。
カオちゃんとずっとずっと一緒にいたいよ。
こんな気持ちは初めてなんだ。
誰かを、こんなにすきになっちゃったのも・・・・・・・。
カオちゃんのいない僕なんて、考えられないよ・・・・・・。
隣のカオちゃんを起こさないように、鼻をすすっていた。
「泣くな。」
急に、そんな声がして、ぎゅって抱き寄せられた。
「・・・カオちゃん・・・・・・・。」
「芳を苦しませていることを、話してみろ。」
カオちゃんを見たら、まるで眠っているかのように、目を閉じていた。
そして、ゆっくりその目が開いた。
静かなベッドルーム。
月明かりがとても綺麗・・・・・・。
そっとベッドを降りて、カーテンのない、大きな窓へと歩み寄った。
窓からは、立ち並ぶビルが見える。
はるか下に道路。
そして、ずっと上にはお月様・・・・・。
ああ・・カオちゃん。
話したい。
でも・・・・・・・。
僕・・・・・・。
ガラスに両手と額をつけた。
冷たくて・・・・・。ここから先へは誰もいかせまいとするかのよう・・・・。
そうか・・・・・。
話せばいい・・・・・。
話して嫌われたなら、ここから空へと飛べばいい。
それは、僕が自分を殺すことじゃない。
僕はまた鳥みたいに、自由気ままに流れていくだけ・・・・・・。
「芳人。」
シーツの布ずれの音がして、カオちゃんがベッドの上に座ったのがわかった。
「カオちゃん。」
「ん?」
優しい相槌。
それが、ずっと続くことを、・・・心から祈る・・・・・・。
「・・・・・僕の両親のことを知ってる?」
そう切り出した。
僕の心は、もう動き出してしまったんだ。
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