妄想限界  薫×芳人30
オリジナルBL小説でございます。 同性愛の内容全開です。 不快になられる方はご覧にならないようお願いいたします。
妄想限界 
薫×芳人30
2007-11-03-Sat  CATEGORY: 長編
「いらっしゃいませ。」
恭しい態度の店員さん。

何ここ?
ずんずん歩いて行くカオちゃんの背中から目を離して、周りを見た。
うわあ・・・・・。
シャンデリアある・・・・。
なんか、すっごく高い店・・・?
なんでカオちゃん、こんなとこに・・・・?
カオちゃんは僕を引っ張って、一番奥の個室へと入った。
ばたん、って後ろでドアが閉まる。
個室は、黄色っぽい電気がついていて、よくわからないけど、上品な感じがした。
うすい緑色のクロスに、小さい暖炉があって・・・・・。
絵も飾ってあって・・・・。
8畳くらいのその部屋には、4人がけの小さいテーブルと椅子がおいてあるだけで・・・・。
「カオちゃん?」
「ん?」
カオちゃんは、その椅子の一つに僕を座らせると、自分は向かい側にどっかりと腰を下ろした。
「ここ、どこ?」
自分の身に何が起こってるか、掴みきれなくて、軽くパニック状態。
そんな僕に、カオちゃんは優しく笑うと、僕を正面から見た。
「・・・・オレのことを、知りたいんだろ?」
「・・・・・え?」
カオちゃんのこと?
「・・・ご飯食べに来たんじゃないの?カオちゃん。」
「そうだけど。・・・・ココがどういう店が聞かないのか?」
ここ?
「ここ・・・・・。高そうだよね?」
「ぷはっ!ははは!・・・・・芳人。」
カオちゃんが笑って、僕の頬をなぜた。
大きくて、暖かい手の平。
そして、テーブル越しに、優しくキスしてくれて。
「・・・・・カオちゃん?」
こんな所で・・・?カオちゃん?
よくわからない。
カオちゃんの不思議を理解できる頭なんかないもの。
「ココ、オレの店なんだ。」
オレの店?
「・・・ど、どういうこと?」
きょとんとしてる僕に、カオちゃんが何か言おうとしたとき。
ドアが開いて、年配の男の人が飛び込んできた。
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