久しぶりに薫たちと4人で食事をすることになった。
座敷のある、焼肉屋に行ったんだけど・・・・。
まあ、ダチとして、普通に飯食うか、みたいなノリで行ったんだけど。
目の前でいちゃつく、薫と藤井さんに当てられて、少しばかり胸焼け気味になった。
藤井さんは、薫から片時も離れずに、いつも薫のことを見つめていて、薫は薫で、藤井さんをずっと優しい目で見ていて。
誰が見ても、二人が付き合ってるとわかる。
仲イイのはいいことだと思うけどさ。
ここまでとなると・・・ちょっと。
俺にはきつい。
俺は、今まで好きになろうが好きになられようが、そのどちらでも、密度の濃い付き合いは苦手だった。
それは今も変わらなくて、本庄とこんな風にいちゃつけるか?って言われたら、絶対に無理なんだ。
別に、気持ちの上で負けてる、とかじゃなくて、俺の性格上の問題。
だから、俺は今のままで十分に満足してるけれど、本庄は違うかもしれない。
ああいうイチャラブが好きかもしれないし。
そうだったら、少しは考えてみてもいいと思う。
その程度には、俺は本庄が好きだからな。
夜道を歩く、帰り道。
隣で空を見ながら、歩く本庄に聞いてみた。
「うーん。さあな。・・・・俺はお前なら別にどんなのでも構わない。」
俺を見つめて、軽く笑う。
「・・・・・・結構めんどくさがりだぜ?・・・・放っておかれたら連絡一つしないかも。」
恋人という関係であっても、そういう基本的な姿勢は変わらない俺。
「ははっ。・・・放っておかねえし。・・・・俺はそんなこと気にしない。」
きっぱりと言った本庄の目が、優しく変わる。
「・・・・・確かにお前はマメだよな。・・・・お前が気にすることって何?」
俺の望むままに行動するお前。
よく知ってるけれど、時々わからなくなる。
「雅春が俺のことを好きかどうかだな。・・・・聞くなよ。」
俺の指先をぎゅっと握って、すぐに離した。
「・・・なんだそれ。・・・・・甘えてんの?」
本庄を見たら、肩をすくめた。
「そうかもな。」
「馬鹿。」
笑える。
甘えるような年齢でもなく、お互いにそういう性格でもないのに。
「・・・・・お前には本と、参るよ。」
普段のシャープさから程遠い、そういう仕草に俺はいつもどきどきする。
意外だけど、かわいいって言うか。
かわいいって言っても、外見はかわいくないから、この気持ちはなんだろうな。
俺よりでかい本庄の手を絡め取って、握り締めた。
驚いて俺を見る本庄。
「・・・・・帰ったらしてやっから。」
「・・・・・・・スケベ。」
照れてうつむいてるのに、俺に軽口を返してくる本庄に愛しさを感じる。
「あ?お前にだけは言われたくねえし。」
「・・・・・もう止めろ。・・・・ちょっとは浸らせてくれ。」
本庄は、そう言うと、幸せそうに俺に身体を寄せた。
俺とは違うから。
人間として、別の人格だから。
きっと本庄は俺ともっと近づきたいと思っている。
遠慮がちに、俺に触れる、その手でそれがわかってしまう・・・・・。
座敷のある、焼肉屋に行ったんだけど・・・・。
まあ、ダチとして、普通に飯食うか、みたいなノリで行ったんだけど。
目の前でいちゃつく、薫と藤井さんに当てられて、少しばかり胸焼け気味になった。
藤井さんは、薫から片時も離れずに、いつも薫のことを見つめていて、薫は薫で、藤井さんをずっと優しい目で見ていて。
誰が見ても、二人が付き合ってるとわかる。
仲イイのはいいことだと思うけどさ。
ここまでとなると・・・ちょっと。
俺にはきつい。
俺は、今まで好きになろうが好きになられようが、そのどちらでも、密度の濃い付き合いは苦手だった。
それは今も変わらなくて、本庄とこんな風にいちゃつけるか?って言われたら、絶対に無理なんだ。
別に、気持ちの上で負けてる、とかじゃなくて、俺の性格上の問題。
だから、俺は今のままで十分に満足してるけれど、本庄は違うかもしれない。
ああいうイチャラブが好きかもしれないし。
そうだったら、少しは考えてみてもいいと思う。
その程度には、俺は本庄が好きだからな。
夜道を歩く、帰り道。
隣で空を見ながら、歩く本庄に聞いてみた。
「うーん。さあな。・・・・俺はお前なら別にどんなのでも構わない。」
俺を見つめて、軽く笑う。
「・・・・・・結構めんどくさがりだぜ?・・・・放っておかれたら連絡一つしないかも。」
恋人という関係であっても、そういう基本的な姿勢は変わらない俺。
「ははっ。・・・放っておかねえし。・・・・俺はそんなこと気にしない。」
きっぱりと言った本庄の目が、優しく変わる。
「・・・・・確かにお前はマメだよな。・・・・お前が気にすることって何?」
俺の望むままに行動するお前。
よく知ってるけれど、時々わからなくなる。
「雅春が俺のことを好きかどうかだな。・・・・聞くなよ。」
俺の指先をぎゅっと握って、すぐに離した。
「・・・なんだそれ。・・・・・甘えてんの?」
本庄を見たら、肩をすくめた。
「そうかもな。」
「馬鹿。」
笑える。
甘えるような年齢でもなく、お互いにそういう性格でもないのに。
「・・・・・お前には本と、参るよ。」
普段のシャープさから程遠い、そういう仕草に俺はいつもどきどきする。
意外だけど、かわいいって言うか。
かわいいって言っても、外見はかわいくないから、この気持ちはなんだろうな。
俺よりでかい本庄の手を絡め取って、握り締めた。
驚いて俺を見る本庄。
「・・・・・帰ったらしてやっから。」
「・・・・・・・スケベ。」
照れてうつむいてるのに、俺に軽口を返してくる本庄に愛しさを感じる。
「あ?お前にだけは言われたくねえし。」
「・・・・・もう止めろ。・・・・ちょっとは浸らせてくれ。」
本庄は、そう言うと、幸せそうに俺に身体を寄せた。
俺とは違うから。
人間として、別の人格だから。
きっと本庄は俺ともっと近づきたいと思っている。
遠慮がちに、俺に触れる、その手でそれがわかってしまう・・・・・。
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