妄想限界  薫×芳人 続編1
オリジナルBL小説でございます。 同性愛の内容全開です。 不快になられる方はご覧にならないようお願いいたします。
妄想限界 
薫×芳人 続編1
2008-02-23-Sat  CATEGORY: 長編
カオちゃんが僕の腰を抱きよせる。
「もう行くのか?」
「うん。・・・・・明日まで会えないなんて、寂しいよう。カオちゃあん。」
「芳。」
カオちゃんの首に両手をかけた僕に、苦笑すると、額にキス。
暖かい唇の感触。
「言うなよ。俺だって寂しいんだから。」
「・・・うん・・・・・。」
カオちゃんの広い胸に顔をうずめる。
普段着のカオちゃんの、ポロシャツ。
いいにおいがして、抱きついた。
「今日は誰と?」
「・・・・・んと・・・・・医局長だ。」
「じゃ、誘われる心配はないか。」
僕の耳元で甘く囁くカオちゃん。
くすって笑えた。
「やだあ。・・・・誰とだって誘われたりしないよお。」
「そうか?・・・芳は自覚ない分危険なんだ。」
「・・・・・カオちゃんでいっぱいだもん。・・・・・他の人のことなんて考えられない。」
「・・・・芳。・・・・かわいいこと言うなよ。仕事に行くなって言っちまいそうだ。」
カオちゃんが、はあ・・・ってため息をついて、僕の背中をきつく抱きしめる。
顔を上げたら、それを待っていたかのように、狂おしく唇が重なり合う。
「芳・・・・・芳・・・・・・。」
キスの合間にカオちゃんの甘い声。
僕の舌を絡めとる、カオちゃん・・・・・・。
腰や背中をなぜられて、気持ちよくて・・・・・・・・・。
触れているところが熱い。
僕の中から、もっと触れられたい、って欲求が湧き出してくるのがわかる。
夢中でキスして、そっと唇が離れる。
どきどきしちゃって、頭がぽーってなってるよお・・・・・。
「好きぃ・・・・・・。」
「俺もだ・・・・。愛してる・・・・・。」
抱き合ったまま、触れるだけのキス。
何度も何度もそうして、お互いの気持ちが落ち着くまで・・・・・。
「行ってくるね。カオちゃん。」
カオちゃんから、身体を離して、見上げた。
カオちゃんの優しい瞳。
僕をいつも見つめていてくれる、カオちゃんの瞳は、深い黒色。
「ああ。・・・気をつけろよ。」
「うんっ。・・・・・・だあいすき。んっ。」
目一杯背伸びして、カオちゃんにキスして、靴を履いた。
玄関を出ようと、カオちゃんを振り返る。
「愛してるよ。・・・・・・待ってる。」
「うん・・・・。」
優しい笑顔のカオちゃんがいて、僕に手を振ってくれた。
僕は今から夜勤なの。
今日は日曜なのに、せっかくのお休みなのにね。
でも、午前中はたっぷりカオちゃんと過ごせたから、楽しかった。
僕のこと、すごく大事に抱いてくれたの。
大好きなカオちゃん。
まだ病院にも着いていないけど、僕も明日が楽しみだよ。
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