妄想限界 
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新ブログ設置のお知らせ

こんにちわ!すこです。

この度長い年月を経て、新しいブログを設置いたしました。
カオちゃんもでてきます。


御覧いただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

新ブログ
妄想限界02


すこ
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薫⭐️よしと お知らせ

ご無沙汰しています。
生きてます。

引っ越しなど色々ありまして、気付けば長い時間が経ってました。

カオちゃんとよし君は、私の中でまだ生きてます。

近いうちにまた皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

公開までしばらくお待ちください。

よろしくお願いします!

目次

☆決まったストーリーをご覧になりたい方は、


こちら


から、目次ページへどうぞ♪
(従来最新記事になっていた、目次へと移動します)

薫×芳人 誕生日3

僕が知っている人脈はあまりに少なくて、頭に浮かんだのはカオちゃんのご両親、本庄さん、不破さん、金子さんしかいなかった。
カオちゃんはそれでも十分に喜んでくれるだろうけど、それじゃあまりに寂しいと思って。
カオちゃんのすべてと言ってもいい、会社の従業員の中から特別に親しい人たちを30人ほど招待してもらったの。
不破さんによれば、その方たちは、会社の創立メンバーで信頼も十分だし、何よりカオちゃんのことを良く知っているんだって。
今では300人以上いる従業員の中で、カオちゃんのプライベートも何もかも知っている人達。
カオちゃんが安心してカオちゃんでいられるバックボーンかな、って思ったの。
会場の隅の椅子に腰を下ろして、おいしいシャンパンをゆっくり飲みながら、改めて会場を見回した。
かわいく飾り付けられたハッピーバースデーの文字に、バルーン。
紙のテープ。
お花や人形なんかも。
形式は立食で、気取らずにいられるようにしたのがよかったみたいで、どの人も楽しそうににこにこしている。
カオちゃんも、とっても楽しそうに皆との時間を過ごしているけれど、時折僕の居場所を確認しては、うんと甘く笑ってくれるの。
その笑顔がとっても素敵でどきどきしちゃう・・・・・・。
ゆったりとそんな時間が流れる中、店内を流れていたBGMがふと途切れ・・・・・・。
店内が薄暗くなって、皆からどよめきが上がった。
すかさず、ドアからろうそくの一杯ともったバースデーケーキが運ばれてきて・・・・・。
どよめきが歓声に変わった。
四角の大きなケーキは、実は僕が一から作ったものなの。
お料理教室へ通って、場所もお借りして。
カオちゃんと僕の思い出がいっぱいつまったイチゴのケーキにしたんだ。
カオちゃんのことを考えながら、うんとうんと幸せな時間になりますように、って。
部屋の隅から、皆が歌ってくれるハッピーバースデーを嬉しそうに聞いているカオちゃんを見つめていた。
僕ができることは、本当にわずかしかない。
でも、それでも、少しはカオちゃんを幸せにできるよね?
それでも、いいよね?
ろうそくを吹き消すように皆に進められて、ふうと息を吸い込んで・・・・・。
カオちゃんは何かに気づいた。
そして・・・・・。
改めて僕を見て・・・・・・。
本当に嬉しそうに幸せそうに笑って・・・・・・・・。
僕に手を伸ばした。
会場のどよめき。
僕が出るところじゃないし、首を横に振ったら、カオちゃんはちょっと笑って僕のほうへと向かってきて、僕の手をとった。
「・・・・・一緒にいて?」
「・・・・・・・・カオちゃん。」
僕を椅子から立たせると、またケーキの前まで戻って・・・・・・。
一気にろうそくを吹き消した。
真っ暗になった室内。
やんやの大喝采。
明るくなるその一瞬の間に、僕はカオちゃんに熱くキスされた。
小さくありがとう、って聞こえて、答える間もなく、皆の顔が見えた。
方々から聞こえる祝福の声に、カオちゃんが嬉しそうに答える。
僕をしっかりと抱き寄せたまま、カオちゃんは世界一幸せそうに笑った・・・・・・。

テーマ : 自作BL小説
ジャンル : 小説・文学

薫×芳人 誕生日3

「芳!」
駅に着いた僕を先に見つけてくれるのはいつもカオちゃんで、僕も手を振って、答えた。
「カオちゃんっ。待たせた?ごめんね?」
改札を抜けて、カオちゃんの前に立った。
僕のことをとっても優しく見つめるカオちゃんは、本当にかっこ良くて、どきどきしちゃう・・・・・。
「ううん。・・あれ?違う服だね?」
僕の背中や腰をさり気なく撫ぜて、カオちゃんは笑った。
「うんっ。だって、せっかくデートなんだもの。」
「あは。それすげえ嬉しいかも。」
「うふっ。」
見詰め合って、キスしたい気持ちをこらえて・・・・・・。
「行く?」
「うんっ。」
そっと僕の手を握ってくれたカオちゃんと、今日のためにセッティングした会場へ足を向けた。
場所はカオちゃんの好きなイタリアンレストラン。
小さいけれど、雰囲気も味もいいその店を、貸切にしてもらった。
駅から程近いから、おしゃべりをしている間にすぐに到着。
温かみのあるオレンジ色のレンガの外壁は、暖かく僕らを迎えた。
「あ、カオちゃん、ここなの。」
「へえ・・・・・。初めてだなあ。」
ドアを開けて、カオちゃんを先に中へ促して・・・・・・。
カオちゃんがお店の人に案内されている後ろで、あらかじめ用意しておいた花束をこっそり受け取って・・・・・・・。
レストランへ続く小さなドアを、ボーイさんが開けた瞬間。
「ハッピー、バースデー!」
という大きな声が響いた。
「え?・・・・え?何・・・?誰が?」
ドア口で、カオちゃんは固まって・・・・・・・。
その後おもむろに僕を振り向いた。
きょとん、とした素のカオちゃんで。
とってもかわいくて、キスしたあい・・・って思ったんだけど、我慢。
「カオちゃん。・・・お誕生日、おめでとう。」
カオちゃんの腕に、花束をそっと滑らせたら・・・・・・。
カオちゃんは、泣きそうに笑って、僕をぎゅうっと抱きしめた。
苦しいくらいの腕の力。
僕はカオちゃんの背中をぽんぽんして、僕から離して。
見つめたら、ちょっと涙がにじんでたカオちゃん。
僕も感動しちゃって、でも、そっとそれをぬぐって、ドアの中へ促した。
カオちゃんのために集まってくれた皆が、カオちゃんを拍手や喝采で迎えてくれる。
カオちゃんはすっごく嬉しそうにそれらに応えてから、不破さんの合図で乾杯の音頭を取って・・・・・・。
カオちゃんのお誕生パーティーは幕を開けた。

テーマ : 自作BL小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:すこ
はじめまして。すこです。
すこは酢こんぶの略です。

趣味で書き溜めたオリジナル小説を、思い切って公表しちゃってます。

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